2014年9月28日日曜日

イワクラ学会10週年記念大会に行ってきました。

イワクラってご存じですか?漢字だと”磐座”と表記します。
簡単に言うと各地に点在する大きな石の遺跡のことです。よく神社のご本尊になっていたりします。
(イギリスのストーンヘンジが例として一番わかり易いかな。あれの日本国内にあるものです。)


こういったものは今まで考古学や宗教学の観点から研究されることが多かったのですが、大学時代の恩師、渡辺豊和先生が建築家の視点を持って空間に与える作用から考察していこうという学会をたちあげたのがこのイワクラ学会です。
 今回その10週年記念大会に行ってきました。


今ほどの土木技術を持たなかった昔の人達にこれらの大工事を完遂させる原動力となった価値観、世界観。
いかんせん文献資料が殆ど残ってないので想像力を最大限たくましくして考察することが多くなるようなのですが、坂本的には太古の浪漫に思いを馳せ、設計の構想を練るにあたって多くのモチーフを与えてくれます。

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